松尾芭蕉
山寺
『芭蕉翁絵詞伝』 蝶夢 著 寛政5年(1793) 1冊 井筒屋庄兵衛・橘屋治兵衛刊 山寺芭蕉記念館蔵
『芭蕉翁絵詞伝』 蝶夢 著
寛政5年(1793) 1冊 井筒屋庄兵衛・橘屋治兵衛刊 山寺芭蕉記念館蔵
江戸中期の俳人蝶夢が芭蕉一〇〇回忌を記念して編んだ芭蕉の一代記です。蝶夢は京都の人で浄土宗の僧でした。芭蕉没後40年近く経ってから生まれたので芭蕉に会ったことはありませんが、芭蕉の墓のある義仲寺で毎年芭蕉忌を開いたり、諸国を回って芭蕉の顕彰(功績をたたえ広めること)につとめました。
この資料は出版されたものですが、そのもととなる絵巻物が義仲寺に所蔵されています。